信用取引のお話
こんばんは。月太です。今日、昨日とブログのアクセス件数が戻ってきてよかったです。でも、試験が終わったら閑散としてしまうのでしょうか・・・怖い(笑)
信用取引のお話です。
通常、野菜や果物、株式や債券を”購入”するのはイメージができると思います。しかし、八百屋さんに行って、業者の方以外の個人のお客さんが野菜を売却する光景は見たことありません(ある人はご連絡ください(笑))。そう。つまり、購入するのは通常ありうるのですが、売りから入る、これをファイナンスでは空売りといいます。これを説明したいがために信用取引を第0章で学習するのです。
信用取引は、証券会社から何を借りるかによって信用買いか信用売りが決まります。「信用」は、信用を供与するというように、まさに飲み屋のつけです。つまり、大まかにいえば資金又は株券などの貸し借りのことをいいます。そのため、証券会社からお金を借りて、それを株式市場で使って株式を購入し、値上がりしたら売却して借りたお金を返すと、値上がり利益だけが手元に残ります。証券会社から株券を借りた場合には、その株券を株式市場で売却してお金を手に入れます。そして、その株式の価格が安くなったら売却して手に入れたお金で株券を買い戻します。その株券を証券会社に返還すると、値下がりした分のお金だけが手元に残ります。
信用取引は貸し借りですから、期日が来たらお金又は株券を返さなければなりません。ここがポイントです。信用取引では、お金を借りる場合は、株価が上昇するのを予想しており、株券を借りる場合は、株価が下落するのを予想しているのです。
それでは、例のごとく日常でもトレーニングをしましょう。
まず、日経新聞を開き株価欄を見ます。そして、ソフトバンクの昨日の終値を見ます。2月8日終値は2160円です。100株単位なので216000円で購入できるわけです。皆さんはソフトバンク以外の銘柄でもかまいません(空想なので←ちなみに私は本気で投資してますが。。。)。空想なので、100000株の商いをしましょう。
明日は上がると予想した方 → 2160円で100000株買って、2500円で売ったことを想像しましょう。
明日は下がると予想した方 → 2160円で100000株売って、1800円で買い戻したことを想像しましょう。
さあ、旅行にいけるでしょうか?
結果発表は明日。な~んて。
明日は2500円つきました。。。←願望
ということは、
上昇すると思った人 → (2500-2160)×100000=34000000円プラス
下落すると思った人 → (2160-2500)×100000=34000000円のマイナス
という感じです。毎日朝早く起きて新聞の株価をチェックしてください。そして、自分で今日は上がる又は下がると予想してください。特に最初は下がるのを予想すると良いでしょう。
ではでは。
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