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職業倫理シリーズ NO.2

第1節 本テキストの利用の仕方 

1.本テキストの構成

(1) 本テキストの利用の仕方
本テキストは、「繰り返し見る」という点に力点を置いている。つまり、職業行為基準を何度も見ることで、①その全体的な構成(どこになにが書いてあるのか)、②構成内容の把握(基準の趣旨の把握)、③実践へのアプローチを狙いとしている。
証券アナリスト2次試験で最も重要となるのが①である。これをおろそかにすると、問題用紙に記載されている職業倫理行為基準から探さなければならなくなり、タイムロスが生じるからである(職業倫理以外の問題への影響がある)。また、問題を読んで解答する際に当該行為基準の番号を記載する必要がある点も忘れてはならない。①は第2節 職業倫理アプローチの節で学ぶことができる。
次に②である。②は具体的に各基準の趣旨を理解することである。趣旨を理解することが職業倫理をマスターすること、ひいては証券アナリスト2次試験合格への道標となるのである。
最後に③である。職業倫理の問題は事例問題である。事例問題は、フィクションの世界を想定し、どの点が職業行為基準違反となるかを指摘する問題である。例えば、「証券アナリストY氏は投資家X氏に対し賄賂を渡した。」などである。
②と③は、第3節 職業行為基準解説の節で学ぶことができる。
最後にまとめで全体の職業行為基準を載せている。一読することをお勧めする。

(2) 職業倫理アプローチ
この節では全体像をつかむ。公認会計士の監査ではリスクアプローチという概念がある。リスクアプローチは、まず、全体を把握して、より詳細に監査をしていくという考え方である。つまり、全体的な森を見てその後、個々の木を見ていくのである。この節では森を解説する。

(3) 職業行為基準解説
 この節では、基準、趣旨、留意点及び具体例を記載する。なお、ここで〔事例〕と挙げているものは、当該規定違反となる事例である。

(4) 職業行為基準
すべての職業行為基準を掲載している。原文になれるために一読することをお勧めする。

2.職業倫理の解答に当たって

 職業倫理の問題への解答は次の点を守る必要がある。
① 結論を書くこと。どの点が職業倫理基準に違反するかを直接書く。先に結論を述べてその後で趣旨を記載する記述方式が良い。
② 主語を明確にすること。「○○さんの行為は、基準3(1)イ(イ)に定めるところに反する。」というように必ず主語を明確にする必要がある。
③ 基準の番号を明確にすること。
④ 基準の趣旨を端的に指摘すること。

3.職業行為基準の留意点

私が迷った経験を踏まえて、職業行為基準について留意点を記載しておく。

前文

読む必要性は乏しい。しいて言えば、最後から6行目「したがって、・・・自主的に遵守すべきものである。」くらいである。要するに「金融業界が発展しているから、それに携わる証券アナリストの役割が重要になってきたので、職業行為基準を作るから自主的に守ってね」ということである。

(1) 定義

暗記の必要はない。しかし、用語を知らないと3.投資情報の提供等以降の職業行為基準が分からない。そのため、定義が何を言っているのかを把握する必要はある(第2節を参照)。

(2) 総則

暗記の必要はない。全体的、抽象的に記載されている。ここを出題するのは抽象的過ぎるため非常に困難である。そのため、2次試験ではあまり出題されていないようである(仮にここの分野が出題されても多くの受験生がわからないと考えられる)。したがって、3.から8.の分野が終了し、余裕ができたら学習する方が良いと思われる。

(3) 投資情報の提供等
以降  重要。暗記するくらいに読み込む必要がある。最低3回転くらいは読んでほしい。

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