日商簿記検定3級③
こんにちは^^月太です。
さて、前回までは、資産の増減、負債の増減の仕訳でした。
今日は、資本の増減です。
資本というのは、元手のことです。元手?
みなさん、競馬いきますか?パチンコでもいいし、スロットでもいいです・・・
仮に競馬に行くとしますと、1万円の所持金を持って行きます。そして、トウカイテイオーという馬に単勝一点掛けをして、見事1着になり、1万1千円になったとします。
ここで、最初に馬券を買う購入資金1万円が元手で、それによって生まれた1千円が果実です。会計的には、1万円を資本金、1千円を利益といいます。
会社に置き換えると、AさんはB会社に対して投資を行います(つまり、会社という馬券を買う)。投資を行うAさんは、B会社に対して出資をするといいます。資本を出すということです。
ここで仕訳です。下記はB会社側の仕訳です。
例)Aさんは、B会社に対して100万円の出資をした。
(左の方)預金100万円 (右の方)資本金100万円
100万円の出資をするということは、会社にお金が入ってくることを意味します。それは、Aさんが、B会社に対して、100万円を使って儲けてねとお願いすることです。その後、B会社が儲けたら、配当という形でお金が戻ってきます。
そのため、B会社としては、100万円が入金されてきますので、資産が増加しますから左の方にくるわけです。
対して、資本金の増加は、負債と同様、右の方にきます。逆に資本の減少は左の方にくることになります。
今日までで、資産の増減、負債の増減、資本の増減の仕訳を学習しました。
まず、仕訳は、資産、負債、資本がそれぞれ増減した場合にどちらにくるかを覚える必要があります。そして、資産はどのような科目があり、負債には?資本には?というようにブレークダウンしていくのです。
つづく
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